免疫システムの仕組み


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免疫システムの仕組み

人間には免疫という独自のシステムで身体を守る仕組みがあります。外部からの異物の進入、および体内の異物(がん細胞など)に対してこれらを排除しようとする仕組みのことです。私たちの身体に病原体が進入しても、免疫細胞を中心とした免疫システムがこれと必死に戦っているために、病気にならなかったり具合が悪くなっても治ったりします。

この仕組みを担っているのが免疫細胞と呼ばれるものです。これは外敵と戦うための特別な細胞であり、病気を治す自然治癒力というのは免疫力のことを指しているのです。

免疫細胞とは白血球という細胞のことをさしていて、これと赤血球、血小板はともに造血幹細胞という原始的な細胞からできています。この造血幹細胞は骨髄で分裂をして複製(コピー)を作っていきますが、このときにサイトカインという物質と反応して免疫細胞や赤血球・血小板に成長するのです。


免疫システムの目印

造血幹細胞から生まれる各免疫細胞は各々が連携して異物を攻撃・排除していきますが、それが「異物」だと認識するには特殊な目印が必要です。これを抗原といいますが、抗原はもともとは細胞が身内であることを示す身分証明書なのです。

この抗原というものは身内であることを証明して免疫システムに攻撃を受けないようにするのと同時に、身内でない「異物」であるという証明にもなります。「身内」と異なる抗原を持っていたり、あるいは抗原がない細胞を外敵として攻撃する目印になるのです。

異なる抗原を持つ細胞か、抗原を持たない細胞めがけて免疫細胞は攻撃を仕掛けます。


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