抗ガン剤療法について
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ガン治療に対する抗ガン剤療法(化学療法)
ガンを治療する際に大きな割合を占めるのが抗ガン剤治療(化学療法)です。薬による治療なので切除が困難な腫瘍にも対応できます。外科療法や放射線療法はあくまで腫瘍が発生している部位のみに施される治療法です。実際にはガン細胞は血液を介して全身に転移しようとしていますから、局所的に取り除いても再発は防げないことが多いのです。
抗ガン剤による治療では、服用することで全身に効果があるので非常に強力です。ガンの根を絶つという面では3大療法のなかで一番重要な治療法ともいえるでしょう。ただ、腫瘍の部位によってはあまり効果の期待できない場合もあり、そういうときは外科療法や放射線療法とうまく組み合わせて治療します。
抗ガン剤療法(化学療法)の難点
抗ガン剤による治療の問題点といえば、何といっても副作用が激しいことです。食欲不振や吐き気などを伴い、薬によってはとても様々な症状が現れます。抗ガン剤はガン細胞を全体的に攻撃するのでガンによっては高い効果を得られますが、投与量などを慎重に判断しないと、ガンは縮小しても強い副作用によって患者自身の健康状態が悪くなるということにもなりかねません。
また、抗ガン剤は患者の体力を大幅に低下させて免疫機能も弱くなります。免疫療法を考える上ではかえって有害な面もあり、治療法によっては使用を止めることを言われることもあります。
◆抗ガン剤の主な副作用
頭髪の脱毛、嘔吐、貧血・出血、下痢・便秘、心臓・肝臓・腎臓の障害、免疫力の低下
抗ガン剤療法(化学療法)の形態
抗ガン剤療法(化学療法)は色々な方法で使用されますが、最もポピュラーな形が放射線治療など他の治療法と組み合わせて行う集学的治療です。この他、複数の抗ガン剤を一度に投与する治療法「多剤併用療法」や、手術などによってガンが取り除かれていてもまだ残っている可能性がある場合に、予後改善の目的で行われる「補助化学療法」などがあります。
抗ガン剤の種類について
抗ガン剤には多くの種類があり、ガン細胞のDNAに対して作用を及ぼす薬剤として使用されます。◆アルキル化剤
ナイトロジェンマスタード、シクロホスファミド、ニトロソウレア類
◆抗ガン性抗生物質
マイトマイシンC、ドキソルビシン、エピルビシン、ダウノルビシン等
◆抗ガン性植物アルカロイド
ビンカアルカロイド、ドセタキセル、パクリタキセル等
◆分子標的薬
トラスツズマブ、リツキシマブ、イマチニブ、ゲフィチニブ等
◆白金製剤
シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン等
◆代謝拮抗剤
5-フルオロウラシル
◆ホルモン療法薬剤
ステロイド、フィナステリド等
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