蓮見ワクチン療法


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蓮見ワクチン療法について

これは蓮見喜一郎という方によって開発された「ハスミワクチン」というワクチンを使う免疫療法です。蓮見博士はガンの原因はウイルスだという仮説を立てて、ハスミワクチンを臨床現場で応用してきました。

がんワクチンには丸山ワクチン等いくつか種類がありますが、主に「膜抗原型」「ペプチド型」「遺伝子型」の3つに分かれます。ほとんどの大学病院で採用されているがんワクチンが「ペプチド型」になります。

ハスミワクチンは膜抗原型ですが、これはガン細胞から採った膜を抗原にするワクチンです。胃・肺・肝臓など各部位ごとにガン細胞を採取して部位別のガンワクチンを作ります。各臓器はガンの抗原が似ているため、肝臓ガンの患者には肝臓用のワクチンを投与することで効果が出るわけです。

ただ、これだけだと一部のみしか抗原が合わないケースもあるので、免疫細胞がうまく反応しないという問題が出てきます。そこで今度は、患者1人ごとに効く個別のワクチン「自家ワクチン」をオーダーメードで作って一緒に投与します。これを1ヶ月6回、3ヶ月を1クールとして皮下注射していくのが蓮見ワクチン療法の概要になります。

数あるワクチン療法のなかでもこれは数少ない特異的ガン免疫療法であるといえます。


効果が出ているかを科学的に調査

蓮見ワクチン療法では、免疫療法にありがちなきちんとした臨床データの少なさを補うために様々な方法で効果の判定を行っています。

◆CTL(リンパ球の一種)の数を測定する免疫力の検査(エリスポット・アッセーという名称)
◆QOL(生活のクオリティ)の改善度
◆腫瘍マーカー等、各血液検査による結果
◆腫瘍の縮小の度合い(画像診断による)

これらの方法を駆使して、効果があったかどうかを詳しく調べるのです。ガンは発見されてから5年間が最も転移・再発の危険が高く、これを再発等をしないで越えられるかが医学で評価されるポイントになります。ですので、蓮見ワクチン療法でもこの「5年生存率」を指標として数多くデータを取っています。


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