実際に免疫療法を受ける方法
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免疫療法を受けるには
ここまで述べてきた医学的な免疫療法を受けるためには、各免疫療法を実施している医療機関で診療を受けなければなりません。医療機関と一口にいっても様々な形態があり、大きく分けると通常の病院(保険医療機関)と民間のクリニックになります。通常の病院で受ける際には健康保険が必要になりますが、保険が適用されていない治療法は受けることができません。免疫療法の中で保険適用となっているものはBRM療法・サイトカイン療法やモノクローナル抗体療法の一部など、限られた種類のみになっています。
では保険適用外になっている免疫療法はどうやって受けることができるかといえば、前述の民間のクリニックを利用する方法と臨床試験を受ける方法、高度先進医療の指定医療機関で受ける方法、と3通りあります。
民間のクリニックでは、その機関が受け持っている免疫療法を自由に受けることができます。費用はかかりますが、これが最も一般的な方法ともいえるでしょう。
また、大学病院などの臨床試験で免疫療法を受けたい場合は、あくまでその試験に合った症例でなければいけません。それに加えて受けられる免疫療法の種類も決まっています。試験目的ですので、3大療法など他の治療を併用して受けることはできない、といった制約はあります。
最後に高度先進医療ですが、これは通常の病院に保険適用外の治療法を行うのを認めたものです。通常の病院は、通常おこなわれている保険適用の医療と保険適用外の治療法を併用する混合医療の形態は認可されていません。高度先進医療の指定医療機関では免疫療法を含む混合医療が認められるため、ここで受けることができます。指定医療機関によって行える免疫療法が違っていて、受けたい免疫療法を実施している病院を選ぶ必要が出てきます。
受ける方法のメリット・デメリット
この3つの方法ですが、それぞれ事情が異なります。臨床試験は受けるための条件に様々な制約がありますが、かかる費用は最も安く済みます。高度先進医療の場合は、病院によって治療できるガンの部位が異なるといった制約がありますが、免疫療法のみ自己負担で、併用して行える手術などの治療は保険適用であるため、費用はそれなりに安く済みます。クリニックにもよりますが、一番費用がかかると思われるのが民間のクリニックで行う方法です。どんな部位のガンでも受けたい免疫療法が自由に受けられる反面、すべて保険の適用ができず全額自己負担であるからです。
◆免疫療法を受けるための制約(多い>少ない)
臨床試験 > 高度先進医療 > 民間のクリニック
◆治療にかかる費用(高い>安い)
民間のクリニック > 高度先進医療 > 臨床試験
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